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ロックの部屋

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BASIA

バーシア『THE SWEETEST ILLUSION』



《3人のマット・ビアンコ、待望の初来日公演決定!》
だいぶ前から新聞紙上等でも情報が流れていたので、知っている人が多いと思いますが、今月末にマット・ビアンコが来日します。

とは言いつつ、マット・ビアンコの方は私も良くは知りません。バーシアはこの『THE SWEETEST ILLUSION』というアルバムを良く聴いていました。最近ですねバーシアが過去にマット・ビアンコに在籍していたというのを知ったのは。

バーシアの音楽もボサノバからジャズ・ラテンと爽やかでトロピカルなサウンドが特徴となっています。リラックスしたい時に聴くと良いなぁと思います。この手の音楽はあまり持っていないので貴重です。近いところでは【マンハッタン・トランスファー】あたりでしょうか。よりサロン・ミュージック的にも聴くことが出来るサウンドなので広く勧められます。

初めてバーシアを知ったのは「DRUNK OF LOVE」という曲が、MTVで流れたからだったと思うけど、歌の上手さ表現力の豊かさには驚かされました。ポーランド出身で1984年にマット・ビアンコに参加、1987年にはソロに転向したようです。昨年(2004年)アルバム『MATT’S MOOD』で再びマット・ビアンコに返りざき、そして今回の来日となった模様です。

「DRUNK OF LOVE」はアルバムの1曲目にありますが、これ以外でも素敵な曲が目白押しですね。

「YEARNING」、バーシア1人の多重録音でしょうけど厚いハーモニーが素晴らしい。

「THE SWEETEST ILLUSION」のようにファンキーなナンバーでも、余裕のヴォーカル振り。

アルトやテナーサックス、トロンボーン、トランペットが鳴り響く、ダンス色の強い「MORE FIRE THAN FLAME」、これも最高です。

フレンチホルンの響きが可愛らしく、力を抜いて空間に漂っていたいなぁと思わせる「SIMPLE PLEASURES」。

さりげないストリングスアレンジメントにハーモニー、コーラスが絶妙に絡み合ってなおもリズミックにスィングする「MY CRUEL WAYS」。

どれも完成度が高くて素晴らしい。

さてこれからマット・ビアンコの情報収集でもすることにします。(ニヤリ)


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